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Keyword チフォージュ・シャトー

#05

魔法少女事変にて錬金術師キャロルが使用した
世界を解剖するために造られた巨大装置であり、
ワールドデストラクターとも称されるメガストラクチャ。

激戦の果てに旧首都庁に墜落後、
現在は、風鳴機関によって管理されているのだが――

異端技術の複合結晶でもあるがゆえに、
その取扱いは慎重とならざるをえず、解体作業は難航中。

その威容は尚も墓標のように天聳っている。

#07

破損したチフォージュ・シャトーの解体は、
その広い城内に発電機を持ち込むところから始まり、
照明や昇降機を設置し、その後に電子機器や重機を搬入する事で行われている。

この工程は、
都心部に大掛かりなアジトを人知れず建設するための隠れ蓑と利用され、
護災法の下に管理を一任されている風鳴機関は、
さしたる苦労もなく神の力を依り代の少女に宿す儀式祭壇や、
廃棄躯体よりエネルギーを抽出するジェネレイターといった大規模な装置に加え、
ノーブルレッドたちをシャトー内に招き入れる事に成功している。

#08

一度は大破・損壊し、
機能停止したチフォージュ・シャトーを稼働させるべく、
装者たちはフォニックゲインによる再起動を試みる。

かつて励起させた
ソロモンの杖やネフシュタンの鎧とは比較にならないほど
数多の聖遺物が巨大に複合したチフォージュ・シャトーの起動は困難が予想されたが、
相乗的に爆発させた絶唱によるフォニックゲインにて無理筋の突破を計るが――

結果は失敗に終わってしまうのであった。

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